久しぶりにNYに戻ったら、暑い!昼ひなかからグウグウ寝て、時差ボケじゃあ!と居直るずさんな暮らしが始まるかと思いきや、総領事館前でスタンディングだぜと声がかかった。
辺野古埋め立て承認撤回とデニーさん立候補を機に、辺野古新基地建設反対をアピールするのだ。9月6日は、午後遅くから気候変動・気候正義の集会もあるので、皆、忙しく人集めも苦労なのだが、言い出しっぺのShizuさんが、この日の午後、首都ワシントンに帰ってしまうので、今日っきゃない。
スタンディング前にまずは腹ごしらえと、うどん屋に行ったのだが、明子さんと私は時差ぼけ抱えてゾンビー顔。ワシントンとNYを行き来しているShizuさんは、庭でとれたきゅうりをワシントンに持ち帰って食べるはずが、でがけにあせって置き忘れてきたとかで、うどんの載った食卓を叩いて悔しがり、なかなかに凶暴。
かんかん照りの中、3人、いまいち不機嫌で領事館前に立った。なんだか、誰も威勢が出ない。Shizuさんは、スタンディングしながら生乾きの洗濯物を干したりもした。「それでいいのか?」という声もあろうが、これでいいのだ。市民だって暮らしはあれこれ、忙しい。気持ちの都合もある。
それでも、Shizuさん手作りの翁長さんや、デニーさんのポスターも合わせ、歩道や車道に向かって、撤回の大型バナーを見せつける。そうこうしているうちに、チラシくばりの神さま富美子さんが登場して、スタンディングはにわかに活気づいた。「起ち上がれ、ここへ」とか、歌っているとだんだん、辺野古モードがよみがえってきた。かけつけてくれた八巻もさんもっしょに英語であれこれ、叫んだりもして、結構、楽しくなってきた。
スタンディングが終わると、Shizuさんの巨大なスーツケースから、キャベツや大根と一緒に、庭からとりたての紫蘇やミョウガがどどっとあらわれて、おすそわけ。一堂、一斉に、にこにこ。
その後、私は気候変動・気候正義の集会へ。夕方、帰りの地下鉄を降りたら、アスタープレースに、出がけにはいなかった巨大なクマが。バーバリーのクマだと。ま、いいけど。
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