2019年1月24日木曜日

8月16日・土砂投入開始阻止3日間集中行動初日 川口真由美さん アメリカの学生・院生の訪問

Part 1: なかった土砂投入
ざあざあ降りのお盆明けの816日、17日に政府が宣言していた辺野古土砂投入開始を止める3日間集中行動の初日。大勢の人たちがゲート前集会に参加しました。








壮絶な翁長知事の逝去の後、沖縄の住民感情への刺激を怖れたのか、当面、土砂投入の動きはありません。いきおい、この日の集会も、工事の停止を祝う祝祭の時になりました。






心が折れそうになったとき、しなやかな闘いを続けるために、歌がどんなに大切か。山城博治さんの持論です。辺野古のテントにアジアの粘り強い民衆の闘いの思いを歌で伝えてきたやす・まことさんが、この日はタイの歌『白いハト』を歌ってくれました。






また、いつもお子さん連れでゲート前をぱっとあかるくしてくれる読谷村の城間真由美さんが、市議選に出馬するとご報告。ぜひ、当選してほしい。がんばって!

Part2:川口真由美さんのゲート前ライブ



ついにライブで聴けた、見られた!川口真由美さんのゲート前ライブ。やっぱり、すごい迫力です




Part3:カリフォルニア大学の学生・院 ゲート前テント訪問

この日のハイライトは、カリフォルニア大学サンタ・クルーズ校の学生・院生など総勢20数名からなるリサーチ・チームのゲート前テント訪問でした。




日本語が堪能なアラン・クリスティ先生との対話の中で山城博治さんは、ベトナム戦争時の沖縄をこう語りました。

「私たち沖縄ではある意味、アメリカ文化の中で育ったようなところがあります。ベトナム戦争時代にはB5が飛び、いつ死ぬかもわからない若い米兵たちは荒れ、町では喧嘩がたえませんでした。ある意味、アメリカ社会の中で一番、弱い立場に立たされた人たちをかいまみた気もしました。フェンス前で、私がジョーン・バエズの歌を歌うとフェンスの向こう側から拍手が聞こえる、そんなこともありました」そして、皆と一緒に、We Shall Overcome を歌いました。



長年、辺野古反基地運動にかかわってきた浦島悦子さんは、「やめようかと悩んだこともあるけれど、次の世代のため、また地球のために闘い続けることが私たちの責任だと思っています」述べました。

リサーチ・チームのひとりで博士課程の大学院生、ドリュー・リチャードソンさんに話を聞いてみました。米軍占領下で伊江島に米軍放送の強力な基地が作られ、おかげで民家に火がついたり音波障害がおき、住民に大被害が起きた歴史的できごとを研究しているとのことで、ゲート前に来て空と陸から聞こえる音で基地の存在を実感した、また20年も続く人々の粘り強い抵抗にあらためて深い感銘を覚えたと語ってくれました

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