April 22, 2017
【科学のための行進 March for Science in NY】#marchforscience
科学を攻撃するトランプ大統領に、科学者たちが怒った。
2017年4月22日、アースデーの土曜日に、全米各地で行われた「科学のための行進(March for Science)」。アメリカで科学者たちが抗議行動にたちあがったのは、もちろん、はじめてではない。これまでも、核兵器や汚染の問題など、科学者たちは自らの仕事が世界にもたらす影響への責任を果たすため、果敢に声をあげてきた。
2017年4月23日日曜日
2017年3月1日水曜日
みんなのプロテスト NO to トランプの横暴(3) 再び偉大な国になったアメリカ トランプのおかげ
ブルックリン在、市民目線の公共ラジオWBAIで番組ももっているDred Scott Keys さんのフェースブックへの投稿(2月19日付)を日本語に訳してみました。いまのアメリカ(ニューヨークかも)の世相をわかりやすく伝えてくれています。(文責:大竹秀子)
こんなこというはめになるなんて思いもよらなかったけど、トランプのおかげでアメリカは再び偉大な国になってきているみたいなんだ。当選後の進歩を見てほしい。
1. これまでにない規模で人々が市民活動に参加している
2. 何百万人ものアメリカ人が、いまではgoogle 検索せずに自分の州の州議会議員と自州から選出された連邦議会の議員の名前を知っている。
3. 何百万人ものアメリカ人が行うエクササイズの量が増えた。毎週、デモしたりサインを掲げたりして。
4. アレック・ボールドウィンが再び大人気[訳注:テレビの人気番組「サタデーナイト・ライブ」でコミカルにトランプ役を演じている]。この人、実はろくでなしなんだけど、皆、そんなことはすっかり忘れてしまった。
5. 大勢の人が手紙やはがきを使ったキャンペーンに参加するために切手を買う。おかげで郵便局はどっさりお金がはいってほくほく
6. 製薬業界も大喜び。抗うつ薬の売り上げが記録的に伸びている。
7. 大勢のアメリカ人がいまでは、自分の地域の選出公職者[訳注:議員のほか、知事や市長なども含まれる]に電話する方法、そして何を言えば効果的か、やり方を知った。
8. タウンホールミーティング(政治家と市民との対話集会)のビデオクリップがエンタテイメントになっている。
9. ものすごく大勢の人たちがいまでは、emoluments(報酬)、narcissist(ナルシスト)、fascist(ファシスト)、misogynist(女性を蔑視する人)、holocaust (ホロコースト)、 cognitive dissonance(認知的不協和)などということばをスペルを間違えずに書けるようになった。
10. 誰もが、ヒトラー勃興について、去年よりずっとよく知っている。
11. 誰もが、議会による立法、三権分立、そして均衡と抑制[訳注:三権が抑制しあってひとつだけの専横が起きないよう抑制すること]の仕組みを知っている。
12. 社会の主流から外されている集団(Marginalized groups)[訳注:この場合は、非白人]への、白人の連帯が急騰している。
13. 記録的な数の白人が、レイシズムは死に絶えていないことにやっと気づいた(6を参照)
14. 記録的な数の白人が、オバマケアは「医療負担適正化法」だということにやっと気づいた
15. スティーブン・コルベールの『レイトナイト』ショーが、人気錯綜の深夜トーク番組の中にあってついに視聴率ナンバー1の地位を得た。
16. 11月9日以来、「マイク・ペンス」がPlanned Parenthood にした寄付の額が数百万ドルに及んでいる[訳注:トランプ政権で副大統領になったマイク・ペンスは保守的なキリスト教信者を公言しインディアナ州知事時代から女性の生殖に厳する自由の軸となる中絶の権利を厳しく規制する政策をとってきた。また、選挙戦でも、当選のあかつきには女性の生殖に関する権利を擁護するクリニックを提供している非営利団体Planned Parenthoodへの政府の支援を問題視した。そのため、トランプ当選後、ペンスへの抗議を表明しつつPlanned Parenthoodを支援するため、大勢の人々が「マイク・ペンス」の名を騙ってこの団体に寄付を行なった]
17. メリッサ・マッカーシー絶好調[訳注:コメディアンのメリッサ・マッカーシー。サタデイナイト・ライブでのショーン・スペンサー大統領報道官のものまねが大受け]
18. 入国禁止令に抗議する人たちがACLU(米国自由人権協会)に寄付した額が[大統領令発動後]わずか48時間で2400万ドルにのぼり、おかげで[入国に困難をきたした人たちを法律的に支援するため]協会はさらに200人の弁護士を雇用することができた。弁護士はいまやヒーローである。
19. 人々がニュースソースに信頼性を求めるようになったため、信頼のおけるニュースメディアは購読者を大幅にのばしている。我々の民主主義にとって不可欠なこの業界は苦闘を強いられているが、ありがたい恩恵と言えよう。
20. 法廷での裁判と議会のセッションのライブストリームは、いまでは「カーダシアン家」のリアリティショー以上の人気だ。
21. フェースブックのフレンド・リストの大掃除[訳注:トランプ支持発言をした「フレンド」を抹消]
22. 人々が古典文学を再び読むようになった。大統領就任式後、ジョージ・オーウェルの『1984』の売り上げは1万パーセント伸びた。(これ、ほんとだ。1万パーセント。9年生の文学の先生はいまやロックスターなみの人気)。
23. かつてなく、アメリカ人が教育の重要性を痛感している。超重要だ、と。
24. いまでは、誰でも大統領になれるんだと皆が信じるようになった。歴史上、前例のないほどに。マジで、ほんとに皆、誰もがそう思っている。
Original English Text by Dred Scott Keys
(Reprint) I can't believe I'm saying this, but it looks like Trump is actually making America great again. Just look at the progress made since the election:
1. Unprecedented levels of ongoing civic engagement.
2. Millions of Americans now know who their state and federal representatives are without having to google.
3. Millions of Americans are exercising more. They're holding signs and marching every week.
4. Alec Baldwin is great again. Everyone's forgotten he's kind of a jerk.
5. The Postal Service is enjoying the influx cash due to stamps purchased by millions of people for letter and postcard campaigns.
6. Likewise, the pharmaceutical industry is enjoying record growth in sales of anti-depressants.
7. Millions of Americans now know how to call their elected officials and know exactly what to say to be effective.
8. Footage of town hall meetings is now entertaining.
9. Tens of millions of people are now correctly spelling words like emoluments, narcissist, fascist, misogynist, holocaust and cognitive dissonance.
10. Everyone knows more about the rise of Hitler than they did last year.
11. Everyone knows more about legislation, branches of power and how checks and balances work.
12. Marginalized groups are experiencing a surge in white allies.
13. White people in record numbers have just learned that racism is not dead. (See #6)
14. White people in record numbers also finally understand that Obamacare IS the Affordable Care Act.
15. Stephen Colbert's "Late Night" finally gained the elusive #1 spot in late night talk shows.
16. "Mike Pence" has donated millions of dollars to Planned Parenthood since Nov. 9th.
17. Melissa FREAKING McCarthy.
18. Travel ban protesters put $24 million into ACLU coffers in just 48 hours, enabling them to hire 200 more attorneys. Lawyers are now heroes.
19. As people seek veracity in their news sources, respected news outlets are happily reporting a substantial increase in subscriptions, a boon to a struggling industry vital to our democracy.
20. Live streaming court cases and congressional sessions are now as popular as the Kardashians.
21. Massive cleanup of facebook friend lists.
22. People are reading classic literature again. Sales of George Orwell's "1984" increased by 10,000% after the inauguration. (Yes, that is true. 10,000%. 9th grade Lit teachers all over the country are now rock stars.)
23. More than ever before, Americans are aware that education is important. Like, super important.
24. Now, more than anytime in history, everyone believes that anyone can be President. Seriously, anyone.
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| ドレッド・スコット・キーズさん |
こんなこというはめになるなんて思いもよらなかったけど、トランプのおかげでアメリカは再び偉大な国になってきているみたいなんだ。当選後の進歩を見てほしい。
1. これまでにない規模で人々が市民活動に参加している
2. 何百万人ものアメリカ人が、いまではgoogle 検索せずに自分の州の州議会議員と自州から選出された連邦議会の議員の名前を知っている。
3. 何百万人ものアメリカ人が行うエクササイズの量が増えた。毎週、デモしたりサインを掲げたりして。
4. アレック・ボールドウィンが再び大人気[訳注:テレビの人気番組「サタデーナイト・ライブ」でコミカルにトランプ役を演じている]。この人、実はろくでなしなんだけど、皆、そんなことはすっかり忘れてしまった。
5. 大勢の人が手紙やはがきを使ったキャンペーンに参加するために切手を買う。おかげで郵便局はどっさりお金がはいってほくほく
6. 製薬業界も大喜び。抗うつ薬の売り上げが記録的に伸びている。
7. 大勢のアメリカ人がいまでは、自分の地域の選出公職者[訳注:議員のほか、知事や市長なども含まれる]に電話する方法、そして何を言えば効果的か、やり方を知った。
8. タウンホールミーティング(政治家と市民との対話集会)のビデオクリップがエンタテイメントになっている。
9. ものすごく大勢の人たちがいまでは、emoluments(報酬)、narcissist(ナルシスト)、fascist(ファシスト)、misogynist(女性を蔑視する人)、holocaust (ホロコースト)、 cognitive dissonance(認知的不協和)などということばをスペルを間違えずに書けるようになった。
10. 誰もが、ヒトラー勃興について、去年よりずっとよく知っている。
11. 誰もが、議会による立法、三権分立、そして均衡と抑制[訳注:三権が抑制しあってひとつだけの専横が起きないよう抑制すること]の仕組みを知っている。
12. 社会の主流から外されている集団(Marginalized groups)[訳注:この場合は、非白人]への、白人の連帯が急騰している。
13. 記録的な数の白人が、レイシズムは死に絶えていないことにやっと気づいた(6を参照)
14. 記録的な数の白人が、オバマケアは「医療負担適正化法」だということにやっと気づいた
15. スティーブン・コルベールの『レイトナイト』ショーが、人気錯綜の深夜トーク番組の中にあってついに視聴率ナンバー1の地位を得た。
16. 11月9日以来、「マイク・ペンス」がPlanned Parenthood にした寄付の額が数百万ドルに及んでいる[訳注:トランプ政権で副大統領になったマイク・ペンスは保守的なキリスト教信者を公言しインディアナ州知事時代から女性の生殖に厳する自由の軸となる中絶の権利を厳しく規制する政策をとってきた。また、選挙戦でも、当選のあかつきには女性の生殖に関する権利を擁護するクリニックを提供している非営利団体Planned Parenthoodへの政府の支援を問題視した。そのため、トランプ当選後、ペンスへの抗議を表明しつつPlanned Parenthoodを支援するため、大勢の人々が「マイク・ペンス」の名を騙ってこの団体に寄付を行なった]
17. メリッサ・マッカーシー絶好調[訳注:コメディアンのメリッサ・マッカーシー。サタデイナイト・ライブでのショーン・スペンサー大統領報道官のものまねが大受け]
18. 入国禁止令に抗議する人たちがACLU(米国自由人権協会)に寄付した額が[大統領令発動後]わずか48時間で2400万ドルにのぼり、おかげで[入国に困難をきたした人たちを法律的に支援するため]協会はさらに200人の弁護士を雇用することができた。弁護士はいまやヒーローである。
19. 人々がニュースソースに信頼性を求めるようになったため、信頼のおけるニュースメディアは購読者を大幅にのばしている。我々の民主主義にとって不可欠なこの業界は苦闘を強いられているが、ありがたい恩恵と言えよう。
20. 法廷での裁判と議会のセッションのライブストリームは、いまでは「カーダシアン家」のリアリティショー以上の人気だ。
21. フェースブックのフレンド・リストの大掃除[訳注:トランプ支持発言をした「フレンド」を抹消]
22. 人々が古典文学を再び読むようになった。大統領就任式後、ジョージ・オーウェルの『1984』の売り上げは1万パーセント伸びた。(これ、ほんとだ。1万パーセント。9年生の文学の先生はいまやロックスターなみの人気)。
23. かつてなく、アメリカ人が教育の重要性を痛感している。超重要だ、と。
24. いまでは、誰でも大統領になれるんだと皆が信じるようになった。歴史上、前例のないほどに。マジで、ほんとに皆、誰もがそう思っている。
Original English Text by Dred Scott Keys
(Reprint) I can't believe I'm saying this, but it looks like Trump is actually making America great again. Just look at the progress made since the election:
1. Unprecedented levels of ongoing civic engagement.
2. Millions of Americans now know who their state and federal representatives are without having to google.
3. Millions of Americans are exercising more. They're holding signs and marching every week.
4. Alec Baldwin is great again. Everyone's forgotten he's kind of a jerk.
5. The Postal Service is enjoying the influx cash due to stamps purchased by millions of people for letter and postcard campaigns.
6. Likewise, the pharmaceutical industry is enjoying record growth in sales of anti-depressants.
7. Millions of Americans now know how to call their elected officials and know exactly what to say to be effective.
8. Footage of town hall meetings is now entertaining.
9. Tens of millions of people are now correctly spelling words like emoluments, narcissist, fascist, misogynist, holocaust and cognitive dissonance.
10. Everyone knows more about the rise of Hitler than they did last year.
11. Everyone knows more about legislation, branches of power and how checks and balances work.
12. Marginalized groups are experiencing a surge in white allies.
13. White people in record numbers have just learned that racism is not dead. (See #6)
14. White people in record numbers also finally understand that Obamacare IS the Affordable Care Act.
15. Stephen Colbert's "Late Night" finally gained the elusive #1 spot in late night talk shows.
16. "Mike Pence" has donated millions of dollars to Planned Parenthood since Nov. 9th.
17. Melissa FREAKING McCarthy.
18. Travel ban protesters put $24 million into ACLU coffers in just 48 hours, enabling them to hire 200 more attorneys. Lawyers are now heroes.
19. As people seek veracity in their news sources, respected news outlets are happily reporting a substantial increase in subscriptions, a boon to a struggling industry vital to our democracy.
20. Live streaming court cases and congressional sessions are now as popular as the Kardashians.
21. Massive cleanup of facebook friend lists.
22. People are reading classic literature again. Sales of George Orwell's "1984" increased by 10,000% after the inauguration. (Yes, that is true. 10,000%. 9th grade Lit teachers all over the country are now rock stars.)
23. More than ever before, Americans are aware that education is important. Like, super important.
24. Now, more than anytime in history, everyone believes that anyone can be President. Seriously, anyone.
2017年2月27日月曜日
みんなのプロテスト No to トランプの横暴(2)広告業界は市民の味方?
Feb 26, 2017
アメリカを熱狂させるスーパーボウル。プロフットボールリーグNFLが毎年2月の第1週目の日曜に開催する優勝決定戦ですが、毎年テレビスポーツ界の一大イベントになっており、51回目を迎えた今年もアメリカでテレビを持つ家の7割がチャンネルを合わせ、試合中の平均視聴者数は1億1130万人(ニールセン調べ)にも及びました。今年はテキサス州ヒューストンでの開催だったのでブッシュ・パパ老夫婦が登場したり、海外派遣されている兵士たちが映ったりでナショナル色濃厚なのはいつもながらとはいえ、げんなりです。
でも、面白かったのは番組に登場したCMです。スーパーボウルのCMは、フットボール興味ないけどCMだけは見るという人たちも大勢いて、広告業界の一大イベントであり、視聴者が多いことから広告出稿料金も破格。今年は、30秒につき500万ドル(約5.8億円)にも上りました。
面白いのは、このCM枠をスポンサーがどんなメッセージに使ったかです。フットボールのファンなんて、政治は嫌い、好きでもすっかりトランプ・ファンと一見、思ってしまいがちですが、多様な人たちに支持され、ものを買ってもらいたい企業です。皮肉を大盛りにして「斬新」とも呼べるけれど、あさはかな思い付きで弊害どっさりの方針と政策を次々と打ち出して、「アメリカとは何か?」を改めて問い、国を揺るがしているトランプ政権。スーパーボウルの広告は、人々のいま最大の関心をすくいあげて、企業がここまで!と思わせるほど、政治的・社会的色合いの濃いものになりました。
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| 84 Lumber |
アメリカを熱狂させるスーパーボウル。プロフットボールリーグNFLが毎年2月の第1週目の日曜に開催する優勝決定戦ですが、毎年テレビスポーツ界の一大イベントになっており、51回目を迎えた今年もアメリカでテレビを持つ家の7割がチャンネルを合わせ、試合中の平均視聴者数は1億1130万人(ニールセン調べ)にも及びました。今年はテキサス州ヒューストンでの開催だったのでブッシュ・パパ老夫婦が登場したり、海外派遣されている兵士たちが映ったりでナショナル色濃厚なのはいつもながらとはいえ、げんなりです。
でも、面白かったのは番組に登場したCMです。スーパーボウルのCMは、フットボール興味ないけどCMだけは見るという人たちも大勢いて、広告業界の一大イベントであり、視聴者が多いことから広告出稿料金も破格。今年は、30秒につき500万ドル(約5.8億円)にも上りました。
面白いのは、このCM枠をスポンサーがどんなメッセージに使ったかです。フットボールのファンなんて、政治は嫌い、好きでもすっかりトランプ・ファンと一見、思ってしまいがちですが、多様な人たちに支持され、ものを買ってもらいたい企業です。皮肉を大盛りにして「斬新」とも呼べるけれど、あさはかな思い付きで弊害どっさりの方針と政策を次々と打ち出して、「アメリカとは何か?」を改めて問い、国を揺るがしているトランプ政権。スーパーボウルの広告は、人々のいま最大の関心をすくいあげて、企業がここまで!と思わせるほど、政治的・社会的色合いの濃いものになりました。
2016年12月29日木曜日
安倍首相の真珠湾訪問 なんだ4人目か! NYタイムズ紙の記事
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| NYタイムズ紙 12月26日の記事より |
安倍首相の真珠湾訪問についてNYタイムズ(ウェブ版のみの確認です)は12月26日と27日に国際面などに(もちろん、一面ではありません)、儀式のようす、安倍首相の演説などを掲載しましたが、個人的に面白かったのは、26日の記事「日本の首相による初訪問だと言ってたのに、なあんだ、どうも4人目らしい」というこの記事でした。Motoko Richという記者が書いていて、ざっと、こんな内容です。
「1ヶ月ほど前に訪問が発表された時、日本の外務省は初訪問だと言ってたのに、その後、どうも吉田首相がサンフランシスコ講和条約調印後の帰途、立ち寄っていたことがわかった。その後、先週になってハワイの日本語紙が安倍首相の祖父である岸ともう一人、鳩山が訪問していたと発表。その新聞にちゃんと記事が残っていた。
すると日本の政府高官は、日本の現職の大統領がアメリカの現職の大統領と共にアリゾナ記念館を訪れ記念式典に参列、遺憾の念(謝罪ではない)を表するのは、これが始めてだと言い出した。
官邸は『なにしろ、60年前の記録も関わってたりするもんだから、確認が困難だった』などと言っている。が、まんざらありえないとは言い切れない。当時の日米それぞれの国民感情を考えれば、昔の訪問は喧伝せずに行われたからだ。
それにまあ、当時は、アメリカと日本を飛行機で行き来するには、ハワイで給油するしかなかったから、わざわざ訪問したというよりは、ついでに寄った感じもあったかもしれない。
いずれにしろ、岸の訪問を安倍が知らずにいたのは本当らしい。ちなみに『謝罪』が政治の世界で流通するようになったのは1980年代以降のことだが、日本の左派、中国ならびに韓国などでは、日本の首相の真珠湾訪問はアジアの近隣諸国への日本の武力侵略を無視するものだという批判の声があがっている。
日本現代史を専門とするコネチカット大学のアレクシス・ダッデン教授は、(NYタイムズの取材にこたえて)『この訪問を土台にして安倍首相が南京とソウルを訪問する日が来ればよいと思います』と語った」
とし、結論は、ま、ともかく、当日、どうなるかみまもりましょうと結んでいます。
とし、結論は、ま、ともかく、当日、どうなるかみまもりましょうと結んでいます。
2016© Hideko Otake
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