10月1日、京都で開かれた元反戦自衛官で軍事ジャーナリストの小西誠さんの5時間講演。先島で着々粛々と始められ、メディアの沈黙の中、ひっそりと進められようとしている自衛隊による軍事化。情報公開請求や現地での取材、米日の戦略の分析であらわにしていきます。
南西諸島への自衛隊の大配備計画、そしてその目的とされる「離島防衛作戦・上陸作戦」が初めて策定されたのは2000年、尖閣問題で日中関係が悪化するはるか前のことだといいます。冷戦の終結で長年の仮想敵国を失った防衛省・自衛隊は米軍ともども、その存在理由をかけて新しい敵を必要としていた。恰好な存在が中国でした。先島諸島への自衛艇の配備は、中国封じ込めを目的としており、自衛隊は「米軍、とりわけ沖縄駐留米軍の介入さえ極力避け」て「自衛隊主体の戦争」を想定していると小西さんは言います。日中間の緊張をあおってきたのは、誰なのか?
