2018年3月26日月曜日

沖縄へのメッセージ

2018年2月24日、5番街のNY図書館前での、山城博治さんたちの起訴取り下げを求めるスタンディング。参加してくれた人たちから、沖縄の辺野古新基地建設反対・基地撤去を求め闘いを続けている人たちにから、「なぜ、今日、ここに来たの?沖縄の人たちに思いをひとこと」とビデオ・メッセージを送っていただきました。


Bahman Azad:ハロー、バーマン・アザードです。海外米軍基地反対連合のコーディネーターです。今日は、まずなによりもヒロジさんを支援するために、ここに来ました。ヒロジさん、私たちは皆、いつまでもあなたと共にいます。今日、ここに来たのは、海外米軍基地、とりわけ沖縄の基地に反対するためです。沖縄では駐留基地のおかげで多くの犯罪がおこされ、数多くの問題が引き起こされているからです。私たちは、世界各地に置かれているすべての米軍海外基地撤去を訴えます。


 Nydia Leaf:私たちは「おばあちゃん平和団(Granny Peace Brigade)」のメンバーです。今日、ここに来たのは(ヒロジさんたちに)「ありがとう」と言いたいからです。長年にわたりずっと反対活動を続け、懲役の危険にさらされています。長年の活動の末、これがその報いだなんて。この基地反対活動は、1997年から続いています。すばらしく勇敢で勇気にあふれた人たちです。米軍は沖縄にいるべきではありません。基地を置いてはいけません。私たちは今日ヒロジさんたちに感謝し、支援を続けるためにここに来ました。ヒロジさんたちがいまは拘留をとかれているのは知っています。でも、判事の前で判決を受けるとき、すべての訴状が葬りさられるよう望んでいます。無罪放免になるべきです。だから、私たちはいま、ここに立っています。

 Alice Sturm Sutter:アリス・スターム・サッターです。「怒れるおばあちゃんたち(Raging Grannies)」やいろんなグループのメンバーです。沖縄の人たちを支援するために、来ました。とても悲しいことですが、アメリカは世界のいたるとことに基地を置いています。米軍基地はそこに住む人々の暮らしに大きな損害を与え、人々を傷つけ、戦争への威嚇になっています。あってはならないことです。私たちは、沖縄で基地に反対している勇気ある人たちを支援するために来ました。彼らの勇気は本当にすばらしいと思います。自由の身でいてもらわなければなりません。どうか、この人たちを刑務所に送らないでください。刑務所に行くべき人たちではありません。より良い世界を築くために、私たちが必要とする人たちです。私たちはより良い世界を心の底から望んでいます。ですから、彼らを投獄しないでください。お願い、お願いです。

 Bernadette Ellorin:バヤンUSAのバーナデット・エロリンです。バヤンはフィリピン系アメリカ人の連名です。アメリカとフィリピンにいるフィリピンの人々は、世界各地でのアメリカの帝国主義的な介入と自分たちの領土や先祖代々の土地への米軍基地建設に反対している沖縄の人たちの苦闘に連帯しています。私たちは、自らの地にたち、地域のためにたゆまぬ献身的な活動を続けている沖縄の人たちから力をもらっています。私たちもみなさんと共に勝利の日まで力を合わせていきたいと思います。

 Nadz Martinez:バヤンUSAのナッツ・マルチネスです。沖縄のアクティビストたちを支援するために来ました。彼らの声を抑えようとする動きに立ち向かっているようですが、フィリピンでもまったく同じです。沖縄のアクティビストと同じようにフィリピンでもアクティビストたちは、いろいろな罪状で活動をおさえられています。私たちの相手は同じ。アメリカの帝国主義です。彼らは自分たちの富を守ることしか頭になく、富を得るためには何でもやり、気にもかけません。沖縄では、サンゴ礁が破壊され、自分たちの土地を基地にとられたままの人たちもいると聞きました。沖縄ピースアピールの活動に共感しています。国は違っても、私たちが戦っている目的は同じです。がんばりましょう!

 Juyeon J.C. Rhee:ジュヨンです。NY市のコリアン・コミュニティ団体「ノドゥドル(Nodutdol)」のメンバーで、米軍基地に反対しています。沖縄の同志のみなさん、私たちは、先祖代々の土地を奪い、先祖代々の権利を侵害する米軍基地の撤去を求める皆さんの活動に連帯しています。韓国の島民と沖縄の島民との間での連帯についてはよく知っていますけれども、私たちも力を合わせてたちあがりましょう。そうすれば、今日この日にも、米軍を追い出し、永劫の平和を一緒に手にすることができる、そう確信しています。 ジュヨンの友達:朝鮮半島への米軍駐留・派兵反対。コリアはひとつ。

Marie Cruz Soto:マリーです。ここに来たのは、私がプエルトリコのビエケス島の出身だからです。私は、軍事化が問題の解決になることなどないと思うし、軍事化を止めなければならないと信じています。世界各地で起きている軍事化反対運動を支援し、平和のために闘っている沖縄の人たちを支援します。(マリーさんの手作りサインに書かれていることば。「ビエケスから。より公正で愛のある世界を求めて」)

 Bob Keilbach: 平和を求める元兵士の会(VFP)のボブ・カイルバックです。沖縄の米軍基地に反対するために来ました。アメリカは世界のいたるところに基地を置いていますが、そんなところで費やしている戦争のためのお金をアメリカ本土に持ち帰り、そのお金はここアメリカで(人々の暮らしのために)使うべきです。沖縄米軍基地は撤去すべきです。

 Linda Novinski:リンダ・ノヴィンスキーです。VFPの支援会員です。今日、ここに来たのは、ヒロジさんが公正な裁判を受け、即時に釈放されるようアピールしている人たちを支援するためです。有罪判決が出たわけでもないのに、すでに5カ月も拘束されたと聞いています。沖縄の、日本の、世界の平和にとって、あるまじきことです。核戦争にノー。平和を求める人たちを訴追しては、いけません。

 Gerald Hassett: VFPのジェリー・ハセットです。ここに来た理由はごくシンプル。ヒューマニティを支持するためです。VFPから大勢の元兵士が新基地建設に反対して沖縄を訪れています。勝利を勝ち取りましょう。あまりにもひどいことが起きていますから。 Tracy:VFPのトレーシー・ロスです。VFPは戦争に反対する団体ですが、米国の海外基地にも反対です。ですから、今日、ここに来たのは沖縄で長年にわたって抗議活動を行っている人たちを支援し、また、沖縄の人たちに私たちが応援していることを知ってほしいからです。

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