2016年12月19日月曜日

ムミアに自由を 事件から35年


ムミア・アブ=ジャマールに自由を!元ブラックパンサーで政治活動家、ジャーナリストのムミアが殺人罪を科されることとなった警察官殺害時間が起きた12月9日に、ムミアを支援する集会がフィラデルフィアで開かれました。ムミアは一貫して無実を訴えています。ムミアはたゆまぬ支援運動で死刑判決はくつがえせたものの、アメリカで収監されている政治犯の代表的存在です。


終身刑は変わらず、現在C型肝炎で苦しんでいます。きちんとした治療を受けないと肝硬変やがんに進行するおそれも多い病気です。昼間の集会の場となったのは市庁舎前に立つフランク・リッツォ銅像前。市長になる前は警察のトップとしてブラックパンサー弾圧を売り物にした人です。集会は、ムミアやすべての収監者への治療を求め、どっさり集まった署名を刑務所担当の責任者に届けました。


夜の集会には、Move9 のこどもたちも参加しました。


MOVEは1970年代初頭から、黒人解放をめざしフィラデルフィア近郊で独自のコミューンを作りレイシズムや警察の暴力行為などに反対していました。1985年にはなんと警察のヘリコプターによる空爆まで受けて弾圧され、この襲撃で子供5人を含む11人が死亡しました。MOVE9 は、1978年以来、収監されているメンバー9人です。

ムミアのお兄さん。デモや集会へのますます多くの参加が悲願です。

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