2019年5月30日木曜日

追悼の向かう先・ベテランズ・フォー・ピース、メモリアル・デーの願い

2019年5月26 日、悲しくなるほど青い空。自由の女神を背景に戦没者たちの碑が並ぶマンハッタンの南端バッテリーパークでの、ベテランズ・フォー・ピースNY代表のスーザン・シュナール(Susan Schnall)のパワフルなスピーチ(抜粋)です。


「アメリカよ、目をさまし耳を貸してほしい。私たちはこの国の中で、この地で、戦争をしている。自分たちの子供を殺し、世界最多の武器、戦艦、ボタンをひと押しするだけでコミュニティをごっそり殲滅できるドローンを製造する、世界のモンスターになってしまった。自国の若者を殺害し、何の責めも受けずに学童たちを殺し、水と食糧供給に毒を盛り、金持ちにすべてを与えています。経済的富と政治権力をどっさり。彼らがさらに多くのパワーとお金を手にするために。貧しい人たちは食べるものに事欠き、住む場所も教育も劣悪で、まともな職につく機会も不足している。そんな状況から抜け出すにはと差し出されるのが、軍にはいる道。軍の武器で警察を武装させて破壊し殺害する。貧しくて特権をもたない連中には、裁判なんて不要だとばかりに」






「アメリカよ、私たちはいま世界最大の暴力の調達人です。3日間のメモリアルデーの連休を一大セール・イベントにし、戦争経済を祝っています。」



「メモリアル・デーは、戦没者を追悼する日です。墓地や思い出の場所に赴き、愛する家族や友人を思う日です。」



「戦死者に思いをはせ、暴力や殺害を二度と繰り返さないと誓う日です。」



「私たち、ベテランズ・フォー・ピース、戦争に反対するベトナム戦帰還兵(Vietnam Veterans Against the War)、Veterans Peace Councilのメンバーたちは、「ノー・モア・ウォー!say no more war!」の声をあげます。私たちは戦争に行き、破壊の一部となりました。私たちは武装闘争の恐怖を目撃しました。私達はアメリカが敵とみなした人々から人間性を奪い人として扱わないことに加担しました。私達は、戦争反対!の声をあげます。」

「ノー・モア・ウォー!」



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