2019 年3月25日、サウジ主導のイエメンでの戦争 明日で5年目に突入。グラニー平和部隊 NY総領事館前で抗議しました。
2015年3月26日、サウジラビアなどの連合軍がイエメンに軍事介入を開始。先の見えない泥沼化の中で4年がたちました。3月25日、グラニー平和部隊からの緊急よびかけで、NYのサウジアラビア総領事館でスタンディング。道ゆく人たちに戦争停止をアピールしました。
イエメンでは食糧難で国民の3分の1にあたる800万人が飢餓に直面していると言われています。セーブ・ザ・チルドレンの推計によるとすでに8万5000人の子どもが栄養失調で命を落とし、この1年間には、サウジ主導の連合軍の空爆で毎月37人の子どもが死傷しています。なのに、世間では遠い世界のできごと。武器を売る会社だけが、こっそり金儲けして終わり。そんな感じなのです。
春分の日が過ぎたというのに、今日は寒かった。
グラニーたちは、昔話を自分から進んではしませんが、それぞれすごいキャリアや伝説のもちぬし。今日、隣に立ってお話したバーバラさんは、現役時代は国連の教育関係の専門家でエチオピアへの赴任が長かった人。話は、最近起きたエチオピア航空ボーイング737MAX機に。バーバーラさんが言うには、エチオピアは山あり谷ありで飛行機の操縦が難しい場所。パイロットはすご腕ぞろい。お金をけちった装備の欠陥が事故の原因ではという説に、怒り心頭でした。
もうひとつ。この間イラク戦争反対のデモのときに、大学の入り口近くで軍の担当者がテーブルを出して入隊勧誘をしていたという話しをしたら、若者や学生を勧誘する任務を与えられた兵士の中には、罪悪感で心の安定を失う人も少なくない。システムにまきこまれる個人の苦しさをわかって話しかけないとね、とのこと。ここでも、手をそめずに金勘定だけしている人たちのおかげで、苦しみを負わされるのは庶民たちらしいのです。
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