ひと月ぶりにNYに帰ってみると紀子さんや志津子さんがジュゴン・ステンディングでやおら盛り上がっている。今日は10月5日。ジュゴンの日。ちなみに中秋の名月。いつのまにやら毎週の恒例になったスタンディングの3週目、パークアベニューの日本総領事館前にくりだすのだ。
今日はなんとサブローさんの三線も登場する豪華版。ウチナーグチで歌うのだ。志津子さんが作りまくった、持つの思いなあバナー、金魚さん作の空飛ぶジュゴンのパネルもある。そして、えへん、東京で「にもにも」(美ら海にもやんばるにも基地はいらない市民の会)の方からいただいてきた(というか、強奪してきた)ちびジュゴンのぬいぐるみもある。
ウチナーグチの歌が少々、調子っぱずれだって、ここはNY、わかるもんかい。というわけで、東京からたまたまいらした時差ボケとまんなかの高須さんや青野さん、仕事中にたちよったわかこさんや、ひでこさん、自転車でかけつけた明子さんなどの面々で、にぎやかにスタンディングが始まった。
なにしろ、大型でめだつバナーがならびまくっているので、道行く人の目にはいる。写真もたくさん、撮られました。「日本、大好き」のネパールの人、「知らなかった。トランプが悪い。この国も終わりよ」と憤慨して話しかけてくる中年の女性などなど。
バイクでランチの出前中だったみつあみの女のこは、「仕事中、前を通りかかったんだけど、なにかなあと気になって角まで行ってから戻ってきたの。ネットでいろいろみてるけど、環境のために皆さんがこんなにがんばっててくれてほんとにうれしい。ありがとう」とすなおーに感激してくれて、ほんと、よかった。
私は気がつかなかったけれど、領事館がはいっているビルで働くブルーカラーの人たちも手をふってくれてたのだそう。そんなの聴くと、なんだか心がくしゅんとうれしい。
スタンディングは、来週も続きます。
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